
・猫が誤食したらどんな症状が出る?
・病院ではどんな検査をする?費用は?
・誤食物はうんちで出てくるの?
こんな疑問にお答えします!
ども!ぽむぞーです。
「うちの猫が誤食しちゃったかもしれない・・・」
あるはずのものがなかったり、猫がクチャクチャしてたりでこんな疑いが出たら心配ですよね。



うちの子はカーテンの糸を誤食したのですが、初めてだったので焦りました・・・。
この記事では、「猫が誤食したときの症状」や「病院での検査や費用」、「誤食物が出るまでの期間」などについて実体験をもとに紹介していきます。
これを読めば猫の誤食にいち早く気づける可能性が高くなり、心構えができるので焦らずに対処できるようになりますよ。
猫が誤食したときの症状は?
まず最初に、うちの猫が誤食してしまったレースカーテンの糸をお見せします。
それがこちら。


あ、うんちと一緒に出てきたのでもちろんちゃんとキレイにしてからドアに貼り付けてますよ?笑
これを見てどう思いました?
「長ぁぁ!」と思いましたよね?
気になって測ってみたら、なんと103㎝ありました・・・。
こんなに長い糸も知らない間に食べてしまうので、誤食はほんとうに気を付けなければいけません。
では症状についてもお話していきますね。
頻繁に嘔吐するようになる。
うちの猫の場合、とにかく何度も吐いていたんですよね。
ペットカメラが自動録画をしてくれてたので、これがその時の写真です。


めちゃくちゃつらそうですよね・・・。
それも毛玉を吐くような簡単な雰囲気ではなく、いかにも嘔吐って感じで声を出して吐くんです。
猫はよく吐く動物ともいわれているので「まぁ1回や2回はあるよね~」とも思いましたが、一日に何度も吐いていたので「これはただ事じゃないぞ・・・」と感じました。



あれは本当につらかった・・・
最初のほうは吐くと食べたご飯が出てきていたのですが、何度も吐くので後半は胃液しか出ていないので本当につらそうでした(泣)
いつもより少し元気がなくなる。
ぐったりまではいかず、いつもより少し元気がないという感じでしたね・・・。
普段は元気に走り回ったりしていたのが、誤食してからは静かに座っている時間が長くなっていました。



この時は誤食疑いがあったので様子の変化に気づけました。
最初にも述べたように「ぐったりしている状態」ではないため、ひょっとしたら気づけないケースもあるかと思います。
誤食に気づいたきっかけ
レースカーテンが荒らされていた。
ある日に家に帰ったら、レースカーテンが爪でバリバリされたような痕跡をみつけました。
レースカーテンはめちゃめちゃにほつれていて短い糸がたくさん出ていたので、



もぉ!留守の間にこんないたずらして~!
とただ単にいたずらに対しての軽い気持ちだったのですが、よく見てみると1本だけめっちゃ長い糸を見つけたんです。(50㎝くらい)
これを見た時のわたしは・・・



・・・食べてないよね?(震え声)
と一気に心配の感情へと変わりましたね。
お迎えしてからの3カ月間で誤食は一度もしたことがなく余計に心配だったので、この日から猫の様子をいつも以上に観察するようになりました。
今まで元気だったのに嘔吐するようになった。
これは症状のところにも書いた通り、吐くまではまだ誤食の「疑い」だったのですが、繰り返し吐くようになったので疑いから「確信」に。
元気に遊びまわっていたのが突然おとなしくなり何度も嘔吐していたのでその落差に驚きすぐ病院に連れていくことを決めました。



なんかいけないもの食べた?
病院で行う検査と費用
誤食疑いの時の検査内容
嘔吐をした翌日か翌々日にはかかりつけの病院へつれていきました。(記憶が確かではなくごめんなさい)
誤食の疑いということでいろいろと検査をしてもらうことに。
やってもらった検査としては以下のとおり。
エコー検査
上部内視鏡検査
レントゲン検査
血液検査
このようにありとあらゆる検査を行い、全身の状態と誤食物の有無を確認してもらいました。
気になる検査結果は・・・
誤食物は見当たらず!(のちに誤食していたことが判明しています。)
でも腸がパンッパンに張っている!
という状況でした。



え、誤食して・・いない!?
なんと内視鏡で見る限り、胃の中には誤食物がないとのことでした。
「ではあの嘔吐はなんなのか・・・」ということになりますが、それがおそらく腸の異様な張り。
腸をエコーで見る限りかなり張っている状態で、腸の張りは腸閉塞の場合もあるらしいのですが今回はその可能性は低いとのこと。
この時ははっきりとした原因は分からなかったのですが、とりあえず胃の中はきれいに掃除して吐き気止めを処方してもらいました。
内視鏡をやるために全身麻酔をしたため、この日は入院になり飼い主だけで帰宅しました。
病院での検査費用
エコー・内視鏡(全身麻酔あり)・レントゲン・血液検査などありとあらゆる検査をした結果・・・
総額 6万円。
ちなみにこれはペット保険が適用されて3割負担の金額なので、無保険だと20万円ほどだと思います。
領収書は捨ててしまったので内訳は分かりませんが、やはり内視鏡が金額の多くを占めていました。



ペット保険は賛否がありますが、私は今回の件もあり加入しておいてよかったなと感じています。
誤食物が出るまでの期間は?
今回誤食したのは1メートルの糸でしたが、結局うんちと一緒に出てきました!
出てきたのは症状が出始めてから約10日後ほど。
10日もお腹の中にとどまってるもんなんですね・・・。



こんなに長い糸が腸内で絡まらずにうんちで出てきたのは本当に奇跡だと思っています・・・。
腸がパンパンに張っていたのもおそらくこれのせいでしょう。
病院では胃の内視鏡しかやらなかったので、もしかしたら腸まで糸が到達していて見つからなかったのかもしれません。この辺は定かではありませんが、なんにせよ無事に外に出てきてくれて本当によかったです。


ちなみに糸が出てからは「なに深刻そうな顔してんの?」というような感じでケロっとしていました。笑
誤食した原因はなんだったのか?
誤食をしてしまった原因ですが、推測の範囲ですが次の3つがあると思っています。
1.引っ越し直後のストレス
2.まだ子猫だったから
3.遊び足りなかった
1つずつ説明していきます。
推測その1.引っ越し直後のストレス
誤食事件が起きたのが4月で、引っ越しをしたのが1か月前の3月なんですよね。
なので新しい環境に慣れていないストレスもあり、普段よりそわそわしてしまい誤食を起こした可能性もありそうです。
猫は環境の変化に敏感なので、引っ越しをする際には過度なストレスにならないように環境を整えて接し方も慎重にしてあげるといいかなと思います。
推測その2.まだ子猫だったから
この時はまだ生後7か月ほどの子猫なので、食べていいものとそうでないものの区別が成猫よりもついていなかったかもしれません。



まだわからないことだらけよ!
それとお迎えしてからしばらくはケージでの生活だったため、ケージ外での生活になって興奮していたのもありそうです。
推測その3.遊び足りなかった
振り返ると単純に遊んであげる時間が少なかったかな~とも思いました。
遊び足りないと身の回りにあるものをおもちゃにして遊んでしまうため、暇だったタイミングで今回はカーテンで遊んでしまったのかな~と推測しています。



つまんなすぎるのよ!
やはり猫ちゃんはたくさん遊んであげることでストレス発散になるので、時間をきめて遊んであげたほうがいいですね。
まとめ:誤食の疑いで嘔吐するようになったらすぐ病院へ!
内容をまとめると、
症状→繰り返しの嘔吐、少し元気がなくなる
病院での検査→エコー・レントゲン・内視鏡・血液検査
検査費用→6万円(保険適用後)
誤食物が出るまでの期間→約10日(今回の場合)
今回はうちの猫の糸の誤食のケースを紹介しました。
とにかく伝えたいのは誤食の疑いがあったらすぐに病院で見てもらってください!
うちの場合はうんちとして出てきたのでよかったですが、腸にとどまってしまうと腸閉塞で最悪の場合死んでしまいます。
ですが早めに病院で適切な処置をしてもらうことで猫ちゃんを救えるので、「何か誤食したかも・・・?」と思ったら迷わず病院へいってくださいね!



YouTubeでも誤食した時の動画を出しているので、そちらも合わせてみてもらえるとより分かりやすいと思うのでぜひ見てみてください。
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